伊那食品工業 ~ カンブリア宮殿

2012年 8月23日放送 カンブリア宮殿からのメモ

ゲスト:伊那食品工業 代表取締役会長 塚越 寛(つかこし・ひろし)氏






長野県伊那市 の東京ドーム2個分のガーデンに多数の観光客
寒天料理を食べにくる ~ カロリーが少なく人気

1958年創業 零細企業から立て直し 現在寒天シェア8割
テングサとオゴノリの確保、寒天製造を自社でオートメーション化
相場商品から年間を通じて安定供給

年輪経営 2005年まで48年連続成長

・売りすぎない
直営店の数を抑える
1981年カップゼリーの全国展開を提案される。断る。無理な増産が品質の問題を生む

・作りすぎない
商品数200種類 商品を廃版にしない。少しずつ商品を増やしていく。
売上の数値目標は設定しない、結果として前年の売上以上を目指す

大企業の経営者も視察に

ブームは危険、ブームにより品薄状態に
ブームを自分の能力と考えてしまう人が多い。
経営者の資質として慎重である方が良い

始業の50分前に社員が出社し、ガーデンに。一斉に掃除を始める。

10時と3時にラインを止めてオヤツ休憩

給料 年功序列、終身雇用、持ち家率8割
自分が恵まれていることを認識しなくてはだめで、認識してもらうようなことを行っている。

利益は健康な会社から出るうんこ => 必要なものに使ったうえで出るもの
社員採用でもっとも重視するのは協調性

業務用6割、家庭用4割、研究所を10億かけて2008年に設立
長く必要とされる商品を開発
可食性フィルムの開発など

寒天カスを使って農業、カプセル、歯科用型取り、化粧品など食品以外で1割。
多糖類なので切り方次第でいろいろなものができる。

価格競争ではなく、新しい用途開発を行えばよい。

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