2012年1月放送 カンブリア宮殿からのメモ
ゲスト:ブラザー工業社長 小池利和氏
1908年 安井ミシン商会として開業
1962年 ブラザー工業と改名
家庭用ミシンのトップブランドとして、高度成長期に成長。
ミシン企業がFAXやコピー機などの企業としても成長
=> 新規事業を積極的に行う伝統
ミシンで培ったモーターの技術で扇風機を開発 => その他の家電に進出
編み機の技術を応用してタイプライターを作成 70年代に成長 => 情報機器メーカーへ
現在はプリンターがよく売れている FAXやプリンター分野で3400億円の売り上げ
世界初の通信カラオケもブラザーが開発。現在情報機器の売り上げが67%程度を占める
70年代までは訪問販売で拡大 => その後は量販店などで訪問販売は厳しくなった
いろいろなビジネスを拡大しながら発展してきた。20年、30年で変わらなければならない。
エアスカウター => 組み立て工程をサポートする
社長が気になっているのは、新聞を読まなくなってきている
=> ブラザーの製品は紙を使うものが多いため、危機感を持っている
スティールパートナーズが筆頭株主に => 中核事業に集中する株主提案を拒否
ものづくりの目が出るには時間がかかる。短期的な採算性だけでは考えられない。
海外のグループ企業を積極的に展開。現社長は海外経験が長い。
ロサンゼルスでのブラザーは公式タイプライターになったが、パソコンプリンターも伸びていた。
HPからレーザープリンターが発売。スピードが速く、にじまず美しい、図形も印刷できる。やばい。
他社との提携で、レーザープリンターを発売した。後発で苦しい状況。
アメリカではSOHOが普及中 => 小型複合機を開発 => 大人気となる 米国だけなく欧州その他へ
1992年 世界初の通信カラオケ JOY SOUND を開発
現在は DAM と市場を二分
NTT の回線の自由化 => ゲームのダウンロード販売は大赤字で失敗
ゲームでは失敗したが、音楽を配信することにした => カラオケで成功
1種類の人達では新規事業はできない