スーパーマンじゃない、普通の社員が頑張る仕組みを作れ ~ カンブリア宮殿

2011年4月14日放送、カンブリア宮殿からのメモ。

ゲスト: 西島 ~ 西島篤師 社長






愛知県 豊川市 69歳の孫もいる夫婦
=> 現在も現役で、豊橋市 西島 正社員で組み立ての責任者、勤続53年

西島には定年がない 143人中60歳以上23人
1日8時間、週5日働ければいつまででも正社員でいられる
=> 配線や溶接で70歳以上の社員がいる、食堂のおばちゃんも76歳の正社員

定年をやめたら会社が強くなった。

西島 ~ 工作機械メーカー 部品を作る機械を制作

金属の切断機械 => インドの会社から引き合い。切断スピードが速い機械を探していた。
ベテランの技術者が支えている。

毎朝腕立て伏せ => 老齢社員も、社長も参加。

定年制ではなく引退性 => 自分がもう体が動かないからやめると言うまでいられる。

1924年 西島創業 自動車関連の工作機械を製造
1974年 西島篤師 入社
1995年 3代目の社長に収入 バブル崩壊 売上が激減のなか

菊の花を自動に束ねる機械を作ってほしいという依頼
=> 豊橋は菊(電照菊)の栽培が盛んな地域。年間5億本を出荷している。

他の分野での進出のチャンスと考え設計、開発。
=> 10g単位で選別し、束ねる機械を作った => 100台売上 15億円、当時の売り上げの半分に相当

現在77歳の社員がその機会の原型を作った。1万分の1ミリを研磨する技術
=> 定年制を廃止のきっかけに

元気であるためには働き続けることが大事
「必要とされている」「役に立っている」「頼りにされている」
=> 人間の存在価値は仕事を通じて得られることがほとんど。

定年制はドイツに始まる => 政敵を追い出すため。それが戦時中の日本に持ち込まれた。

法律で雇用延長を義務付け => 定年後の再雇用、65歳定年、定年制の撤廃の3つの選択肢
定年制の撤廃を選んだのは2.8% (圧倒的に再雇用が多い)

定年制をやめれば良いというものではない。システムが必要。

社長は午前4時に出社。卵入りスープそうめんを作り、夜勤の社員にふるまう。

50歳をめどに管理職を退く => 技術の開発・向上に専念。若手への技術継承。
~ 技術手当などで、管理職以外の人間でも報酬が下がらない仕組み。高齢者だと言って、給料が下がればモチベーションは下がる。仕組みづくりは大事。

・滋賀県 甲賀市
びわ湖ホーム 新築着工件数 8年連続地域No.1
みんなが元気がよい

上田裕康社長 1990年創業
10年あまりで地域No.1に => その原動力は歩合制だった
=> 営業マン同士が、他の営業マンの顧客に関心がない。契約が取れない社員が辞めていく。
=> 歩合給をやめた => 営業の半分の売り上げを上げていたトップ4人がやめた
=> 新しい評価制度を作った (接客回数、人間性、出社時間、整理整頓など細かいことで評価)



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このページは、が2011年5月 2日 17:45に書いたブログ記事です。

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