2011年2月3日放送 カンブリア宮殿からのメモ
ゲスト:富士重工業 代表取締役社長 森郁夫氏
「ぶつからないクルマ」を作ったのは、業界最下位のスバル
ゲスト:富士重工業 代表取締役社長 森郁夫氏
「ぶつからないクルマ」を作ったのは、業界最下位のスバル
ホントにブレーキを踏んでいないのに止まるクルマ ~ CMで話題
時速30km以下ならほぼ確実に止まる。
運転支援システム アイサイト ~ 10万円程度なので6割程度の人がオプションで付ける
自動車同士の事故件数
=> 合計 63万件 :追突 23万件、出会いがしら衝突 20万件、右左折時衝突 10万件、正面衝突2万件
2台のカメラで人間の目のように距離感を感じるシステムを作った。
3つの半導体と、通信システムを使ったシステム ~ 比較的シンプルな機能
アイサイトの機能
① ぶつからない ~ 30Km 以下ならほぼぶつからない 自動車だけでなく歩行者も判別
② 前の車についていく ~ 速度と車間距離をセットするとついていく
③ 飛び出さないクルマ ~ 老人が店にアクセルとブレーキを間違えて突っ込む等の事故を防ぐ。
事故が起こった時に被害を軽減する機能は多かったが、事故そのものを防ぐ機能は実装されていなかった。世界初といってよい。
「アイサイト」は人間の目の代わりをしてくれる。
10万円は安いのでは? => 普及させるのが目的。損はしていない。
凍っている路面などではぶつかる可能性もある。あくまで補助装置。
富士重工の原点 ~ 中島飛行機
1955年 6社が合併してスバルに 6つの星のマーク
1958年 スバル360 => 飛行機屋が作ったクルマ 価格40万円 (当時の自動車価格 60万円)
小型でも4人が乗れるクルマ。日本初の衝突実験で安全を証明。
設計したのが飛行機屋でものすごく軽い。田んぼに落ちても、4人で引き上げられた。
スバルのクルマに乗り続ける人 => スバリスト
スバルのこだわり => 安全
・水平対向エンジン ~ 左右対称に動くため低重心で回転バランスが取れる
=> 1960年代からすべてのクルマに使っている。
・4WD
すべてのタイヤが地面をとらえる
技術はよいのに、なぜ最下位なのか?
スバルの信念に共感できる人だけが買っていく。買う人の満足度が高い。
ポルシェの次に販売台数が少ない。なんとかそういうところからは抜け出したい。
走行安定性を究めれば安全になるという思想。
常に新しいことに挑戦することがスバルらしさだと思う。
台数が少ないからユーザー同士の仲間意識が強い。
スバリストは大事にしなければならないが、間口を広げることも必要。兼ね合いは非常に難しい。
アメリカのワシントン州では、スバルのクルマのシェアが高い。全米平均2.7%に対し7%。
安全性が受けて、スバルだけが販売台数を伸ばしている。
現社長はアメリカのインディアナ州の工場の立ち上げにかかわった。
トヨタのカムリの生産を請け負っている。 => 筆頭株主トヨタ
2008年 軽自動車から撤退 => トヨタと関係の近いダイハツから提供を受けスバルブランドとして提供
1社だけでは賄えない、再編の動きは出てくる。撤退するときにはいろいろな声、おもいもあったが、いたしかたない。
小さいメーカーが生きていくためには、強いところを伸ばしていくことが必要。
国内の固定費が減ったことによって、収益性が改善した。アメリカで売れていることが注目されているが、国内コストを減らしたことが大きい。
小さいことで集中できることもある。小さいことのメリットを打ち出していく必要がある。
走る、まがる、止まるがしっかりしているクルマが良いクルマ。
時速30km以下ならほぼ確実に止まる。
運転支援システム アイサイト ~ 10万円程度なので6割程度の人がオプションで付ける
自動車同士の事故件数
=> 合計 63万件 :追突 23万件、出会いがしら衝突 20万件、右左折時衝突 10万件、正面衝突2万件
2台のカメラで人間の目のように距離感を感じるシステムを作った。
3つの半導体と、通信システムを使ったシステム ~ 比較的シンプルな機能
アイサイトの機能
① ぶつからない ~ 30Km 以下ならほぼぶつからない 自動車だけでなく歩行者も判別
② 前の車についていく ~ 速度と車間距離をセットするとついていく
③ 飛び出さないクルマ ~ 老人が店にアクセルとブレーキを間違えて突っ込む等の事故を防ぐ。
事故が起こった時に被害を軽減する機能は多かったが、事故そのものを防ぐ機能は実装されていなかった。世界初といってよい。
「アイサイト」は人間の目の代わりをしてくれる。
10万円は安いのでは? => 普及させるのが目的。損はしていない。
凍っている路面などではぶつかる可能性もある。あくまで補助装置。
富士重工の原点 ~ 中島飛行機
1955年 6社が合併してスバルに 6つの星のマーク
1958年 スバル360 => 飛行機屋が作ったクルマ 価格40万円 (当時の自動車価格 60万円)
小型でも4人が乗れるクルマ。日本初の衝突実験で安全を証明。
設計したのが飛行機屋でものすごく軽い。田んぼに落ちても、4人で引き上げられた。
スバルのクルマに乗り続ける人 => スバリスト
スバルのこだわり => 安全
・水平対向エンジン ~ 左右対称に動くため低重心で回転バランスが取れる
=> 1960年代からすべてのクルマに使っている。
・4WD
すべてのタイヤが地面をとらえる
技術はよいのに、なぜ最下位なのか?
スバルの信念に共感できる人だけが買っていく。買う人の満足度が高い。
ポルシェの次に販売台数が少ない。なんとかそういうところからは抜け出したい。
走行安定性を究めれば安全になるという思想。
常に新しいことに挑戦することがスバルらしさだと思う。
台数が少ないからユーザー同士の仲間意識が強い。
スバリストは大事にしなければならないが、間口を広げることも必要。兼ね合いは非常に難しい。
アメリカのワシントン州では、スバルのクルマのシェアが高い。全米平均2.7%に対し7%。
安全性が受けて、スバルだけが販売台数を伸ばしている。
現社長はアメリカのインディアナ州の工場の立ち上げにかかわった。
トヨタのカムリの生産を請け負っている。 => 筆頭株主トヨタ
2008年 軽自動車から撤退 => トヨタと関係の近いダイハツから提供を受けスバルブランドとして提供
1社だけでは賄えない、再編の動きは出てくる。撤退するときにはいろいろな声、おもいもあったが、いたしかたない。
小さいメーカーが生きていくためには、強いところを伸ばしていくことが必要。
国内の固定費が減ったことによって、収益性が改善した。アメリカで売れていることが注目されているが、国内コストを減らしたことが大きい。
小さいことで集中できることもある。小さいことのメリットを打ち出していく必要がある。
走る、まがる、止まるがしっかりしているクルマが良いクルマ。