JAL再建の真実 破綻から1年 社内は今 ~ガイアの夜明け

2011年 2月1日放送 ガイアの夜明けからのメモ。






破綻時 負債2兆3221億円、従業員4万8714人
=> 5200億円の債権放棄 3500億円の公的資金出資、従業員3万2600人

副操縦士に白紙のスケジュール => 希望退職を促す。
2年前にパイロット試験に合格

乗員組合が経営と話し合い。交渉決裂 => 解雇予告通知書
整理解雇対象者 機長55歳以上、副操縦士 48歳以上

1951年に半官半民の会社としてスタート
=> 親方日の丸、内部紛争、慢性的な赤字体質

金融機関の5200億円の債権放棄、3500億の公的資金出資、株100%の減資
=> 条件は16000人のリストラ

2010年12月 整理解雇の対象になった社員が集会。53歳という線引きで整理解雇の対象に。
12月23日、24日にストライキを予定していた。

1980年台ストライキで権利を勝ち得てきた。
結果的にストライキは回避。

最後まで希望退職に応じなかった社員は、整理解雇の決行。
年明け1月19日 => 整理解雇不当の訴えを起こした。

日本航空 品川本社 22階 お客様サポート室
=> 再建のための重要な部署として位置づけ
JAL のマイレージカードを折り曲げられて投げつけられたことも。

「新しき計画の成就は只不屈不当の一心にあり
 さらばひたむきに只想え気高く強く一筋に 会長 稲盛和夫」

を社内あらゆる場所に張り付け。

「JAL の再建するにはただひとつ、幹部社員の考え方をかえてもらう
 倒産したということは倒産するに値する考え方をしてきたということ
 それをどう正すか」 稲盛会長

稲盛会長はJAL から給料をもらわず毎日出社。

JAL はジャンボはすべて手放すことに。
パイロットも意識改革教育をうける。

意識改革推進部 => 稲盛会長の意識改革を社内に浸透させる部署
機長や客室乗務員などの部課長クラスが参加してリーダー研修
そろって経営の講義を受けるのは初めてのこと。

JAL の機長 => 新宿からリムジンバスで羽田へ(経費削減)
飛行機に乗る前に子供に声をかけシールを配る、帽子を貸し一緒に写真を撮るなど
マニュアルにない、自分で推敲したメッセージを乗客に伝える

最近の機長アナウンスに対してお客様サポートセンターに好意的な反響が寄せられるようにもなってきている。


前記事
森永製菓 ~ がっちりマンデー

次記事
「ぶつからないクルマ」の技術革新で不況を打ち破れ ~ カンブリア宮殿







前記事
森永製菓 ~ がっちりマンデー

次記事
「ぶつからないクルマ」の技術革新で不況を打ち破れ ~ カンブリア宮殿


このブログ記事について

このページは、が2011年2月 3日 18:04に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「森永製菓 ~ がっちりマンデー」です。

次のブログ記事は「「ぶつからないクルマ」の技術革新で不況を打ち破れ ~ カンブリア宮殿」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。