儲かる元素 第2弾、第3弾 ~ がっちりマンデーアンコール

2010年12月31日放送、がっちりマンデーアンコールからのメモ。

がっちりマンデーの中で、「儲かる元素」が最高視聴率を記録したので、第2弾(2009年放送)。






・Ba (バリウム)
主な原産地 中国
バリウムは、原子が詰まっているのでエックス線を通さないので、人間ドックなどに利用。
自動車の車体に利用。バリウムを使うと、車体がピッカピカに。
ファンデーションにも利用されている。

・Br(臭素)
山口県に国内唯一の臭素メーカー ~ 東ソー 南陽事業所 => 臭素課という課が存在。
臭素は臭いというレベルではない。直接嗅いではならない。

パソコン、テレビ、カーテン、自動車、飛行機などに利用。
臭素はものを燃えにくくする性質。プラスティックがゆっくり燃えるのは臭素のおかげ。
海水から作るので、枯渇の心配はない。

年間150億円の売り上げ

・Te(テルル)
主な産出国 カナダ 1g = 25円
大阪・稀産金属 4年前 1Kg 4000円 => 25000円に
DVDやブルーレイのディスクの表面にテルルを利用。
=> テルルを利用することで、データの記録、消去などができるようになっている。
太陽電池にも利用されている。
テルル事業 月に1億円の売り上げ

レアメタルは価格の変動が大きい => 素人が手を出すのは危険
バリウム => 片栗粉より細かい、サラサラ

・I(ヨウ素)
主な産出国 チリ 1g= 2円
日本はヨウ素だけはたくさんとれる。=> 9割は千葉県で採掘
合同資源産業 => 南関東ガス田の中に要素が大量に含まれている。
千葉県にはヨウ素水をくみ上げる井戸が900本ある。

ヨードチンキなどの医療品のみでなく、液晶の偏光幕に利用。

・Cs(セシウム)
主な産出国 カナダ、1g = 12000円
セシウム原子時計に利用 => 日本標準時を決定している時計

1秒の長さがセシウムを基準に作られている。
地球の自転が一定ではないため、元素で決めることに決定。
セシウムの周期が安定している。 30万年で1秒狂わない。

GPS もこれによって発展。

儲かる元素第3弾 ~ 2010年 7月25日放送

・Ne(ネオン)
ネオンサインなどで有名な元素。1リットル100円。
大阪市 大阪クロード => 日本で初めてネオンサインの制作を手掛けた会社。
ネオンは気体。ガスボンベに入っている。ネオンは電気を通すと赤くなる。

赤がネオン、青がアルゴンガス => 総称してネオンサイン

プラズマディスプレイ => ネオンがないと映らない
篠田プラズマ (兵庫県) => プロジェクトXにも取り上げられる。
富士通の技術者だった社長が創設 ~ プラズマの父。
0,001mm の間にネオンが入っている。ネオンが暴れまわる状態をプラズマという。
シート状のプラズマディスプレイを開発している。ガラス管の中にプラズマを注入。

・P(リン)
自然発火する。マッチのすり箱に使われる。

他の元素と化合して、いろんな機能を発揮する。
=> 肥料、飼料、ハムやソーセージの保存性が上がる、カメラのレンズ等にも利用される。

・Ga(ガリウム)
主な産出国 中国、1g 60円
LEDの主原料として利用されている。
他の元素とひっついて、いろいろな色の光が出せる。
リサイクル資源で日本でもたくさんとれる。

・Mo(モリブデン)
主な産出国 アメリカ、1g 30円
東邦金属 ~ モリブデンの老舗
熱に強く、鉄鋼の添付財として利用すると強度が増す。
電子レンジの心臓部、マグネトロンに利用されている。
=> 中心部が1500度になるので鉄ではできない、耐熱温度2600度以上
全世界の50%以上のシェアを持っている。

・Y(イットリウム)
主な産出国 中国 1グラム3.5円
超電導線に利用。イットリウム系超電導線。
銅の400倍~500倍の電流を流すことができる。(電気抵抗が低い)
電気自動車等に利用が可能。非常に軽い電動モーターを作ることができる。
電池の容量が少ない => 効率的に回す必要性がある。

・Ir(イリジウム)
スパークプラグにイリジウムを使うと、従来のものよりも燃費が良くなる。

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このページは、が2011年1月 4日 17:59に書いたブログ記事です。

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